028. 依存症

● カフェイン依存症  

・上図 出典:Yahoo!ニュース

 「疲れた~」と感じた時 どうしてますか? バランスの良い食事や良質な睡眠を取り リラックスできる時間を過ごすのが理想ですが 忙しい生活の中ではなかなか難しい 仕事の忙しさに加えて不規則な食事、少ない上に良質とはいえない睡眠で疲れは蓄積 いつしか 疲労を慢性的に抱えることになる
 そんな時に つい手が伸びるのが「栄養ドリンク」や「エナジードリンク」ここいらで一本摂っとくか ということになる しかし それらには少なくない「カフェイン」が含まれています 立て続けに飲んだり 毎日毎日飲んだりするのは危険です(本当の疲労回復にはなりません 逆効果です)
 また、体調不良時に 薬(風邪薬等)と 特に「エナジードリンク」を同時に飲むのは危険な場合がある(必ず禁忌事項など注意書きを確認してください)


 


「栄養ドリンク」とは
・「医薬品または医薬部外品」(配合成分の配合量の表示が義務づけられている)
・「第二類医薬品」(薬剤師または登録販売者による消費者への情報提供が努力義務)、「第三類医薬品」(情報提供の規定はない)、「医薬部外品」(医薬品ではないが医薬品に準ずる)がある
・含有する「有効成分」を記載することができる上に 「滋養強壮」や「栄養補給」と言った効能や効果も表示をすることができる
・配合成分や配合量の表示の規定があるため「栄養」を摂取する飲み物(「タウリン」を使うことが認められている)
・「リポビタンD」や「アリナミンV」などが有名
「エナジードリンク」とは
・「清涼飲料水」(食品の一種 配合量の表示が義務づけられていないため 例えばビタミンなどをごく微量配合しただけでも 配合成分として書くことが可能)
・含有する「有効成分」を記載することはできず、「滋養強壮」や「栄養補給」と言った効能や効果も表示をすることもできない(スポーツドリンクなどと同じカテゴリに分類される スポーツドリンクには、スポーツの際に失われる水分とミネラル分の補給といった効果がある)
・主に含まれる炭酸のシュワシュワした感じやカフェインの覚醒作用などにより 「元気が出る感覚」や「爽快感」などを味わえる飲み物(「タウリン」を使用できず 代用として「アルギニン」が入っている場合がある)
・「レッドブル」や「モンスター」などが有名

・スポーツドリンクの効用 3年ぐらい前 その日、昼頃400ml の献血をして  話題の献血ルームでゆっくりし(献血はいろいろな意味でお勧めです 健康診断の血液検査項目に含まれていない検査項目が有ったりするし 自分の血液の現状がよくわかるようになっている また 最近の献血ルームはリニューアルしている)

 食事を済ませ帰宅の途に(新幹線でゆっくりし とは言っても1時間)そして 夜 スタジオでダンスをしているとき 何とも言えない感覚 体に水分が足りないというか 血液がなんか濃く滞留しているような 汗がほとんど出ないような このままだとちょっとやばいという感じがする 「水分補給」の度にポカリスエットを一本飲み干す(体がどうしようもなく欲した)3本を飲み終わったころ ようやく普通の感覚に戻る

 これを機会に 医者が言うところの「今日のところは激しい運動は避けてください」という忠告には耳を傾けるようにしています

・下図を意識しましょう

・特に年齢を重ねてきたらご自愛ください 体に悪いと思われることはできるだけ止めましょう

補足 健康食品「マカ」はどうか?
Q:期待の(期待以上の!?)マカ」ということですが「マカ」には依存性があるか?毎日のように服用して大丈夫か?
A:「国立健康・栄養研究所」の「健康食品の安全性・有効性情報」のマカについての記述には 特段の記述・報告はない
A:各社の中から「DHC」「サントリー」「小林製薬」のお客様相談室に問い合わせたところ 各社共 同じように「自然由来の原料を使った健康食品で 依存症になるような成分は含まれていない 1日の目安量を守っていただければ毎日飲んでいただいても大丈夫です」とのお答えでした
→「栄養成分表示」がされているものを選んだほうが安心
→ 各社とも「食生活は 主食・主菜・副菜を基本に 食事のバランスを」と
・亜鉛とは:海のミルクといわれる牡蠣に多く含まれていることで知られる栄養素

・こちらも参考に → 国立研究開発法人「国立健康・栄養研究所」の「マカ」に関する記述


・上図「サントリー マカ-冬虫夏草配合-」のHPより



● ニコチン依存症  
・(2005年2月27日)2003年5月21日に世界保健機関(WHO)第56回総会で全会一致で採択された「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約(たばこ規制枠組条約)」発効 
「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。」等の警告文をたばこのパッケージや広告に表示することが義務化
 各国の警告表示と比べ日本の警告表示は未だ不十分であるとの指摘がある 海外では昨今ますます写真入りの警告文の掲載例が多い



・上図 出典:朝日新聞デジタル


 若いころ 普通に いつも「一服」していました 茶店に入っては一服 居酒屋に行っても一服 歩きながら・電車待ちで一服 仕事休みに・昼食後に一服 ベランダで一服(なんか そんな歌詞があったような)よくもまあモクモクしてたなあ

 ジッポに凝ったり 携帯紙巻きたばこ製造器を紀伊国屋ビルで見つけたり(みんなに喜んで作ってあげる)水たばこが吸える喫茶店を探し当ててしばらく通ったり 西部劇に出てくるマッチを電信柱で擦ったり 有るのに知らない人に火を借りたり・・

 たばこを止めたのは 子どもが出来たことがきっかけ「受動喫煙は絶対にいかん」という気持ちがあったからで まあ当然 以来、30年ほど禁煙してます「もお 一生分吸ったなあ」と(もう吸うつもりはありません)



(「アルコール依存症」「ギャンブル依存症」等については 割愛いたしました)

2021年08月19日