075. 内視鏡

検査前日(5月15日)
● 3食食べるも「好ましい食べ物」のみ(白米・素うどん・食パン・たまご・たまご料理・白身の魚・豆腐・プリン・ゼリー・キャンディーのみ が推奨されている)
● 午後9時以降は何も食べない(水分・薬は飲んでもかまわない)
● 夜8時~9時にマグコロール250ml(下剤)をゆっくりと飲む

17時には夕食を済ませ(1日3食とも 白飯と卵焼きと鱈のムニエルと豆腐しか食べていない)「鎌倉殿の13人」をマグコロールを味わいながら見て 風呂に入って寝る 夜 トイレに2回起きる

・先日の「検診」で がん検診「大腸 便潜血反応陽性」(がんの可能性もある)
 病院で 検診結果を見せたら(5月11日)即「大腸内視鏡検査」を勧められ 即 予約
「がんになっても ダンスとパートはやめないぞ」 と公言「たかが病気の一つ ただ絶対の治療方法が確立されていないだけ(医療界よ もっとしっかりせいよ! 戦争なんかに金使っている場合じゃないぞ!)」「延命治療はしないぞ」・・・と ここまで思う

「避けたい食べ物」そば・スパゲッティ・ラーメン・玄米・雑穀米・野菜類全般(*煮たものでもダメです)・くだもの(*特に種のあるもの)・豆類・きのこ類・海藻類・魚介類・こんにゃく・ごま


検査当日(5月16日)
〇 起きたら食べ物は何も食べない お湯を飲んで歩いて出かける(車の運転は禁止されている)(水分 水・お湯・お茶は飲んでも構わない
・予約票・診察券・同意書(*)(・お薬手帳 ある場合)を持って8:15に受付「本日は8名 全員男性ですね」と
〇 内視鏡室で2Lの下剤(バリウム)を飲む 1Lは15分で 残りは1時間ほどで「飲みます」とある(以前 胃のレントゲン写真を撮るときに飲まされた ゲブッとしたようなあの真っ白な 見た目だけは飲むヨーグルトのようなモノとは違い 大分飲みやすくなってはいる)
 途中で3度トイレへ(まさにデトックス どんどん きれいになっていくイメージ)看護婦のOKが出ると(看護婦がシャーの便の状態を確認)検査着(充分に配慮されている)に着替えさせられ自分の番が来るまで待合で待機 その間もトイレへ  そして いざ検査
〇 最初に 「鎮静剤(眠る薬)」を静脈(静脈麻酔?)に注射される(ちょっと かゆ痛い)ほどなく意識がなくなったらしい
 朦朧とした意識の中で ところどころで「きれいな!」大腸内が映し出されたモニターが見える(まったく痛さを感じない)検査が終わった事もわからないまま終了
〇 その後 回復室にヨロヨロと連れていかれベッドに寝かされる 即 爆睡 看護婦に起こされ(1時間は眠っていたらしい)多少 ぼんやりしている中で 女医より説明を受ける
〇 大腸の中をくまなく じっくりと診てもらった事がよくわかる 美しい大腸内の写真が並ぶ 4mm程のポリープ(後に がんに変異する可能性もあるという)が一つあると
 すぐに取ることもないとのこと「2~3年先にもう一回診るか もちろん 「要検診」がでたら また診てもらってください」とのこと
  また「「大腸の壁 ?」に小さな窪みが2ヶ所(弱った箇所がへこむらしい)ここに老廃物がたまり大腸が傷つき血が出ることもある 」とのこと
 多少 ぼんやりとした中で安心する 時間は13:00になっていた

・結構 しっかりとした足取りで帰宅 昼飯とコーヒーを一緒に取る 毒物が体内にどんどんと入っていくイメージ(特に食事制限はない ただ「生検組織検査をされた方は 本日の飲酒はおやめ下さい」と 車の運転は止められているし 運動は 今日はやめておく






・こちらもご覧ください
→ ブログ「036. がんライフ」


*私たちにできること
① 「定期的に健康診断(がん検診)を受けましょう」早期発見・早期治療は大切です 適切な治療を受ければ再発リスクは低下する可能性がある(近頃増えている 大腸がん 気になることがあれば 安心のためにも「大腸内視鏡検査」を受けてみることを検討しましょう)
② 「その「生活習慣」を改善しましょう」「がんは生活習慣病」とも言われます できるだけ「適度な運動」「バランスのいい食生活」「充分な睡眠」を確保するようにしましょう

(「夜9時以降は食事は取りません」(夜の運動の前に夕食は済ませます)「酒に関しては月3回は休肝日を設けます」(決めました)
 現在 酒は毎日とは言っても 度数20%の焼酎を10倍程度のお湯で割り 1杯飲んでいるだけです 現在は ノンアルのレモンサワーにはまっています(これがなかなかイケル)要するに気分だけの問題なのです しかし、酒は旨い「酒なくして 何が人生だ」とは思っています
 食事時間と休肝日に関しては有言実行致します
 以前 鼻から入れる胃の内視鏡検査(「上部消化管内視鏡検査(経鼻挿入)」バリウム飲んでのレントゲンより ずっと楽)に続き 検診の結果とはいえ「大腸内視鏡検査」はしました(怖くはありません)大きな安心感があります 皆さん ご自愛ください そして 少しでも心配なことがあれば 安心を手に入れてください
 なお ” detox " の効果は大きく その後 すこぶる快腸です



大腸内視鏡検査 説明及び同意書
              〇〇病院
1)大腸内視鏡検査とは
 肛門から直径約10mm程度の内視鏡を回盲部まで挿入して大腸を詳しく観察したり、組織を採取する検査です。
2)前処理
 大腸の中をきれいにするために、検査前日および当日に下剤を服用します。
3)注射
 軽い静脈麻酔(眠る薬)を注射して検査を行います。検査終了後に、回復室にて休んでいただきます。起きる際には、ふらついて転倒する危険がありますので、必ずナースコールを押して下さい。また、この注射をするとボーッした感じが残る事があり、その日の車の運転は危険ですので控えて下さい。
 当日 自分で運転して帰宅することはおやめください。
 また、必ず同伴者とご一緒にお越し下さい。
 なお、大腸の収縮が強く内視鏡の挿入が困難な方や観察しにくい方には大腸の働きを止める薬(抗コリン剤)を注射します。この薬はまれに緑内障の発作(眼圧が上昇し目が痛くなる)を誘発したり、前立腺肥大の方では尿閉(尿が出なくなる)を起こすことがあります。
 また、狭心症・心筋梗塞・心筋症の方は心臓に負担がかかります。
 以上のような病気におかかりの方はお申し出下さい。
4)合併症
 内視鏡の挿入や観察時に以下のような合併症が生じる場合があります。
 日本消化器内視鏡学会の全国集計では、大腸内視鏡検査時の合併症発生は0.078%、死亡率は0.00082%と報告されています。
 a) 送気による腹部膨張感、嘔気・嘔吐、血圧低下、気分不快感等
 b) 内視鏡による大腸の穿孔
 c) 生検後の出血(下記)や穿孔
 d) 前処置の下剤内服によるアレルギーや腸閉塞・腸穿孔
 e) 治療中の病気の悪化(脳梗塞・心筋梗塞等)
 f) その他
 以上のような合併症を避けるように細心の注意を払いますが、万一合併症が生じた場合には最善の対処を行います。
 やむなく合併症が発生し入院、輸血、手術等が必要になった場合の医療費は保険診療になります。患者さん側の支払いにつきましては、ご負担いただくことをご了承願います。
5) 生検組織検査
 検査中に病気が見つかった場合、病変の一部を採取して顕微鏡で詳しく調べる生検組織検査を行います。
 検査の際にごく少量の出血がありますが、通常は自然に止血します。
 しかし、まれに大量の出血が起きたり、検査終了後に再出血することがあります。
 また、まれに大腸の壁に穴が開くこと(穿孔)もあります。このような場合には内視鏡を用いて止血術や外科手術が必要になり入院が必要になりますので、検査係に赤い便が出たり、ふらつき感が続くとき、また腹痛がある場合はすぐに病院にご連絡ください。
 生検の費用(数千円)については、次回外来(説明)徴収させていただくことがあります。
*担当医師と検査施行医師は異なる場合がありますのでご了承ください。

 以上のように、医師及び看護師より、大腸 内視鏡検査の必要性及び合併症とその対策について説明を受けて、検査内容を理解いたしましたので、検査を受けることに同意します。
〇〇病院院長殿
           年 月 日
患者氏名         印
現住所

2022年06月02日