064. レジ袋

「過剰なプラスチック製品が海洋汚染等に繋がっているのではないか」環境問題を背景に レジ袋が有料化されて 1年半(2020年7月1日 使い捨てプラスチックの排出量を2030年までに25%減らす目標を定める)その効果を含め メリット・デメリットをあげてみました
(ただし、保険医療機関は「小売業者を営む事業者」ではないことから対象外とされる)


・レジ袋有料化 メリット
〇 ゴミ袋の廃棄量が減る(日本では、年間約300億枚のレジ袋が消費されていた)
〇 レジ袋の製造および廃棄には 地球温暖化の原因となるCO2(二酸化炭素)が発生するが、レジ袋の使用抑制によりCO2の排出量も削減できる
〇 レジ袋の原料となる原油の使用量が削減できる(レジ袋約300億枚分を製造するには、約50~60万キロリットルの原油が必要)
〇 身近な場所でエコに取り組め 使い捨てのライフスタイルを変えるきっかけになる

 

・レジ袋有料化 デメリット
● エコバッグは プラスチック由来のものが少なくない(環境負荷が大きい)また、家庭ごみを捨てるためにプラスチック製のごみ袋購入につながる
● 全廃棄プラスチック量で レジ袋が占める割合は少ないため(約2% 下図参照)レジ袋削減による影響が少ない(レジ袋有料化が本当にエコにつながっているのか不信 レジ袋の有料化でようやく芽生えた消費者の環境意識をいかに廃プラという根深い問題の解決につなげるかが課題)
● レジ袋有料化で生じた店舗へのデメリットが大きい レジで多発する暴言(この頃は減っているが)「持ってるよ!何回も聞くな」と怒鳴られる 「タダにしろ」と理不尽な発言  電子レンジで温めた弁当を渡した際「レジ袋が有料なら要らない。熱くて持ち帰れないから弁当も要らない」と 代金すら払わずに立ち去る客 また、「エコバッグ万引き」やカゴの持ち去りが多発
● 消費者へのデメリット(3円のためにストレスを感じる生活に)レジで毎回「レジ袋要りません」と伝えるのが面倒 これまでよりレジに時間がかかる エコバッグに入らない分の購入を控える エコバッグが生鮮食品で汚れるので手入れが面倒 買い物に行く前に「買う食料品のサイズ」を想定して、収納できるサイズのマイバッグを あらかじめ準備しなければいけない

 

・上図出典・日本経済新聞




 


・上図出典:東京都写真美術館




・上記出典:日本経済新聞

(「食物連鎖」(久しぶりに聞きました)により また、大気中に漂っている事により マイクロプラスチックは 間違いなく人体内に取り込まれている「具体的にどこから見つかったのかといえば、びろうな話になるが、ある予備的研究に協力した8人の糞便からだ」(詳しくは→ NATIONAL GRAPHIC「人体にマイクロプラスチック、初の報告」
 そんなマイクロプラスチックからは「環境ホルモン(内分泌かく乱物質)」が検出されており その濃度は海水中の汚染濃度の10万~100万倍といわれる その環境ホルモンは生物の脂肪に移行し生物濃縮となって蓄積される
 食物にも 大気中にも また 水道水にも(一部 水道水で検出されている)存在するマイクロプラスチック with コロナで with 環境ホルモン の世界 !(おまけに花粉症です)アーメン!インシャラー!南無阿弥陀仏! この際だから いろんな神様~! 助けてくださ~い!)

2022年03月17日