053. 家計簿

「家計の無駄遣いを減らし 着実に貯蓄をする第一歩とされるのが家計簿を付けること」とされる 資産を築くうえで家計管理には運用に匹敵する効果があると実感する人も多いという
 ですが 家計簿の作成に挫折した経験がある人は多い


 そこで 今 利用が広がっているのが PFM(Personal Financial Management 個人資産管理)スマホでの利用が多いことから「家計簿アプリ」と総称される
「家計簿アプリ」はおもに 2つの機能が活用されている

① 「家計管理機能」→ 家計が可視化される


・自分が何にいくらお金を使ったかを記録し 日にちや費目ごとに整理した結果を グラフにしたり カレンダーに1日ごとの支出を示したり 毎月の支出入を前の月と比較したりしてくれる(一部は 有料のものもあるが 興味があれば 無料版で始めてみるのもよいかも)





② 「資産管理機能」→ 資産の全体像を見渡せる


・複数の証券会社で運用している 株式・債権・投資信託・現金の各合計と全体に対する割合 日々の変動額もわかり 取引明細(個別の銘柄)も確認でき便利 ねんきんネットやiDeCoの情報も確認できる



・代表的な家計簿アプリ(例)「マネーフォワード ME」「Zaim」他 無料ダウンロードできます



・上図の出典:ameba



「フィンテック(FinTech)」
 金融業務にIT(情報技術)の成果を取り入れようとする「フィンテック(FinTech)」:金融(ファイナンス)とテクノロジーの融合を意味する
 フィンテックの流れは早く 今後も様々な分野に広がっていく 現在 分野としては 次の4分野があり 様々な革新的なサービスが登場している

① キャッシュレス決済・送金サービス(銀行の送金システムを使用しない):「個人間送金」「仮想通過取引」「モバイル決済」
② 資金調達・融資:「ソーシャル・レンディング」(融資型のクラウド・ファンディング ネット上で借り手と貸し手が直接マッチングする)
③ 資産の管理・運用:「少額投資サービス」(クレジットカード決済・おつり投資・ポイント投資)「家計簿アプリ」「ロボ・アドバイザー」
④ AI(人口知能 Artificial Intelligence 画像認識・音声認識・ビッグデータ等の活用):「ビッグデータ・レンダー(融資を判定)」その他に「自動運転」等


「家計やりくり川柳」過去の優秀作品
 「明るい暮らしの家計簿」を発行する(ときわ総合サービス株式会社)
「サラリーマン川柳」歴代1位作品
 「一生涯のパートナー」(第一生命)
「7~9月期の資金循環統計(速報)」(日銀): 家計が保有する金融資産残高が1999兆8000億円と過去最大に
(内訳:現金・預金が1072兆円と最も多く、保険・年金・定型保証の539兆円が続く)

・与謝蕪村 夜色楼台図(一部)


(今年もいよいよ決算 まあ もう1日ある 終わり良ければ 全て良し)

2021年12月30日