060. CANCELLED


 飛行機には 何百回と乗っているが 今まで搭乗予定の便が欠航(キャンセル)になったことは 一回しかない(奇跡的である もしかしたら 空港でうまく立ち回り 別便手配で出発したか 手配ホテルに ただで泊りラッキーと思っていたのか そして そういうのは忘れている?)
 私的旅行で 欧州へは3度行ったが(もちろん貧乏旅行)その都度 どの便に乗るかは 大きな問題だった もちろん 英国航空(BA)だの エールフランス(AF)だの KLMオランダ航空などは 雲の上(もちろんJALなどは考えない)選択肢は アエロフロート ロシア航空(SU)か 良くて フィンエアー(AY)それか 南回り便 それも PKとかAIとかTGとかTK (安いが時間がかかるのである 当時は多少 不安もあった)から 選ぶしかない 値段と空き状況にもよる


 アエロフロート ロシア航空(SU)で行った時のこと SU便は全て モスクワ経由(モスクワ乗り換え)だが 何かの理由で モスクワ/パリ便が欠航となった 当時は ソビエト連邦(USSR)の時代(ブレジネフ・コスイギン体制だったか 懐かしい)出発は 翌朝だという
 当時のシェレメーチエヴォ国際空港は 暗くて寂しい印象 モスクワのどっかのホテルかと思いきや 空港内のトランジットホテルをあてがわれ もらったミールクーポンで飯を食った(ロシア料理?は旨かった)朝飯は出ない 空港コーヒーはいまいち
 そんなソ連も崩壊して今年で30年(ゴルバチョフが辞任して30年)もうそんなにたったのかという印象(ソ連崩壊の騒動の中で しばらくの間 モスクワ便全便が欠航になったこともあった)ロシアになって そしてプーチンになって ロシアはどう変わったのでしょう?)
 欠航のおかげで 長くいる予定もなかったけれど パリ滞在も数時間となり(前回10泊したので いいのである)マドリッド行きの列車に飛び乗る

・飛行機便は 様々な理由でキャンセル(欠航)となる

① 台風や大型台風やスーパー台風や大雪などによる欠航




② 火山の噴火による影響
 最近で大きなニュースになったのは
(2010年4月14日)アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山爆破 偏西風によって火山灰被害広がり、西欧、北欧の10万を超える航空便がキャンセルされ、1000万人が影響を受けるなど重大な混乱を引き起こす


 


③ その国の治安状況や政治状況などにより その国への「渡航自粛勧告」等が出た場合
 例えば(1989年6月04日)中国 天安門事件 市民の民主化要求運動を共産党指導部が武力鎮圧 日本のTV局も各社が " 生中継 " をしていた 会社で見ていたのだが(NHKだったと思う)その時の誰かの一言「中国には 放水車がないので いきなりこういうことをする」


・上図出典:朝日新聞デジタル

 この際 日本政府は 中国全土に対し「渡航自粛勧告」その後 1年間は 訪中観光客は ゼロに 中国直行便は全部キャンセルになる そんな中でも 中国に行こうという人は 香港経由で行くことになる 


 こんな事もありました
(2004年4月07日)「イラク日本人人質事件」人質バッシング、自己責任論争起こる
 これに対し米国のパウエル国務長官「誰もリスクを引き受けようとしなかったら、私たちには前進はなくなる。私は、あの日本市民たちが、より大いなる善のため、よりよき目的のために、すすんで自分の身を危険のなかに置いたことを嬉しく思っている。日本の人たちは、こういう人たちがすすんでああいう行動をとったことを誇りに思うべきだ」と
 仏紙ルモンド「日本人は人道主義に駆り立てられた若者を誇るべきなのに、政府や保守系メディアは解放された人質の無責任さをこき下ろすことにきゅうきゅうとしている」と
*(2021年10月19日)パウエル元国務長官死す(84) コロナ感染に伴う合併症で


・外務省は 「ゴルゴ13x外務省 海外安全対策マニュアル」を公開している



④ 感染症のパンデミックにより 各国が国境管理を厳格にする


 

 感染拡大防止のため 各地のカーニバル・フェスティバル・お祭りが中止となる 飛行機が飛ばない





(北米と南米には行ったことがありません 北米はあまり興味がなかったし 南米は高くて 時間もかかり 手が届かなかった 先日 マチュピチュへ行った人の話を聞いた 機内食が6回!
 今はナイアガラ瀑布とニューヨーク の旅に行きたい)

2022年02月17日